在宅介護補助金について

在宅療養支援事業の目的・内容

在宅療養支援事業は、療養者の日常生活における自立・安定を支援し、心身機能の維持向上を図るとともに、介護するご家族の身体的・精神的・経済的な負担を少しでも軽減することを目的としています。
70歳以上(寝たきりの場合は65歳以上)の被保険者及び被扶養者の方が、常時寝たきりか寝たきりに近い状態もしくは老人性痴呆等の状態となり、ご自宅で介護をうけられた場合、その介護に要した費用の補助を行っています。

在宅介護補助対象者

70歳以上(寝たきりの場合は65歳以上)の被保険者及び被扶養者で下記の「在宅介護補助金支給対象者の適用基準」に一つでも該当する方

在宅介護補助金支給対象者の適用基準

寝たきり
  • ベットまたは布団の周辺での歩行が著しく困難である
  • ベットまたは布団の上で、自分で寝返り等体位変換ができない
  • ベットまたは布団の上で、起き上がったり座ることができない
衣服の着脱
  • 自分だけでは衣服の着脱がまったくできない
食事
  • 自分だけでは食事をとることができない
入浴
  • 浴槽に自分1人では入ることができない
  • 浴槽には自分で入れるが、顔、身体、髪等を洗うのに介護人が必要
排泄
  • トイレに自分1人ではいけない
  • 大小便の排泄後ふきとりの始末ができない
  • シビン・オマル等の便器を自分1人では使えない
  • シビン・オマル等の便器は使えるが介護人が必要
痴呆症の障害
  • 乱暴行為、徘徊、失禁等の行動があり、常時介護人が必要
その他
  • 上記の状態が同程度以上で、日常生活に著しく支障をきたしている

在宅介護補助の内容

No. 補助項目 補助内容 備考
1 指定介護機器・用具
購入代金の補助
購入代金の1/2を補助 限度額
あり
2 ショートスティサービス
利用料の補助
1日の利用料につき実費(移送費含む)の1/2を補助 限度額
あり
3 指定介護機器・用具
借用料の補助
借用料の1/2を補助 限度額
あり
4 在宅介護サービス
利用料の補助
ホームヘルパー等の1日の利用料の1/2を補助 限度額
あり
5 在宅入浴サービス
利用料の補助
訪問者・通所入浴サービスの1回の利用料(移送費含む)の1/2を補助 限度額
あり
6 ディサービス
利用料の補助
1日の利用料(移送費含む)の1/2を補助 限度額
あり

※介護保険サービスの利用や国、地方公共団体からの補助があった時は、その費用は除きます。

問い合わせ

在宅介護補助金に関する申請や内容についての問い合わせは、ニチバン健康保険組合にご連絡ください。
TEL:03-5978-5605
FAX:03-6386-7192
E-mail:kenpo@nichiban.co.jp