●2021年10月20日から、一部の医療機関や調剤薬局の窓口で、オンラインによる健康保険の資格確認が始まり、マイナンバーカードも健康保険証として利用できるようになりました。(もちろん健康保険証はこれからも利用できます。)
●運用開始の現段階では、「オンライン健康保険資格確認」用のシステム、カードリーダーが導入完了したところは全国の医療機関等のうちまだ8%で、「マイナンバーカードを利用しての受診は限定的」で、「本格運用」にはまだまだ遠い現状です。
●今後は徐々に医療機関の資格確認用システムの導入が増えていく予定で、またマイナンバーカードも今後の普及と環境の整備により、国民生活の利便性の向上に大きく寄与するようになります。
ニチバン健康保険組合としても加入者の皆様の積極的なマイナンバーカード取得と利用を推奨致します。
※ マイナンバーカードで受診するとき、健康保険証でかかる時の注意点
●1.事前に保険証利用の申込みが必要となります。「マイナポータル」のサイトやセブン銀行ATM、一部医療機関等窓口で行ってください。
●2.病院や調剤薬局でマイナンバーが健康保険証の代わりに使えるか事前に確認してください。厚生労働省のホームページに「対象医療機関・薬局薬局」が掲載されていますがやや探しづらく、直接電話や医療機関ホームページで確認することをお勧めします。
●3.健康保険証は処分したりしないよう大切に扱い、マイナンバーカード対応している医療機関に行く際も、トラブルがあった時のために「当初は」健康保険証も併せて持参することをお勧めします。
●4.引き続き健康保険証で受診する場合でも、今後は窓口にて健康保険資格の有無を、資格確認センターとオンラインで確認するようになっていきます。
その際、会社にマイナンバー(個人番号)が未提出であったり、会社・健保への住所等の届出内容が住民票と異なる場合、保険証があっても同一人物確認ができず、受診できなかったり待たされたり、不便や不利益が生じることが想定されます。
マイナンバーを未提出の方は会社指定先への速やかな届出と、住所氏名等の変更・訂正の際も同様の変更手続きをお願いします。
◆「マイナポータル」で、本人や医療機関等(本人同意が必要)が健診の結果の一部を閲覧できるようになりますが、当組合では次年度以降となります。